2018年 02月 09日
Bravo! |
サンサーンス「白鳥」から始まり、フォーレ「夢のあとに」とポピュラーだけど、それを自分流に料理してどんな小さな表現も心をやりとりする丁寧さで聴かせてくれた。ありがとね。そしてドビュッシー→ブリテンとマニアックになっていくけれど、次第に激しくjazzっぽく絡みだすと僕は息をのむ緊張感で惹きつけられてしまった。
アンコール曲のカッチーニ「アベマリア」最後のピアソラ「リベルタンゴ」まで大満足の宵だった。勢いがあるのに優しい、優しいのに強い。
CD発表とリンクしてのコンサートらしく聴き易い構成になっていた。彼も大人になったということだろうか。ウチは彼に入れ込んでいるので京都へ来るとなると聞き逃さないようにしている。同じようにチェロの演奏会場で顔を合わせる事の多い醍醐寺のKさんもみえてたのでご挨拶させてもらった。彼はかなり大きな室内楽団を束ねておられる京都チェロ界の重鎮だが、15年ほど前我が家の新築記念ホームコンサートで演奏していただいた(僕はファンなので)。その時も「白鳥」は演目だったが、アンコールはカザルスの「鳥の唄」だったなあ。ああ懐かしい。
Kさんの「一音寺室内楽団」は毎年ここコンサートホールの大きい方のホールでコンサートを開かれるのでいつも楽しみにしている。そのことも含めて喋っていると『一度醍醐寺に来てください。ご案内しますから。」となるのだ、が、まだ実現していない。
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by otebox
| 2018-02-09 11:13
| アート&クラフト
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