2018年 12月 13日
忙しい一日 |
今日は特別に忙しい日だった。triple bookingと言っておく。
午前の部は50km離れた幼稚園へおはなしの出前。もう7年ほど毎年通っている。この園の子どもたちがイイ…お行儀がイイというんではなくて、動き回りもするし奇声も出るけど話に反応しての事…聞き上手なんだ。だからやってる方がのせられてるところもあるかな。ちょっと見てみて。
で、ワタクシ。私はいつも本や紙芝居をつかわず「素語り」です。今日は「かさこじぞう」をやりました。やり手の満足度が見えるようでしょう?
その後まっすぐ帰宅、昼飯を搔っ込んで、毎木曜の『みんなのえん』へ自転車で走る。今日のえんはクリスマスツリー作り。大きな松ぼっくりと細かなオーナメントの作業だけど、みなさん少女に戻ったよう。ヨクデキマシタ。 それでは一つ僕のおはなし聞いてちょうだい。本日の演目は「あわふむな」。こいつは説明なしでは分からないので書く。貧乏な母さんが3人の子どもを残して死んじゃった。子たちはひっそり野辺送りをするが、三味線弾きが可哀そうにと「チリンコツンテン」加勢する。すると鼓打ちも「チャッポンポン」と加わり、さらに太鼓打ちが「ドロスコドンドンㇲットントン」と打ち鳴らす大騒ぎとなって粟畑に通りかかると粟の持ち主が「あわふむなあわふむな」と怒っているうちに踊りだして行列に加わる。「ああ悲しいな悲しいな。チリンコツンテン。チャッポンポン。ドロスコドンドンㇲットントン。あわふむなーあわふむな。」兄弟はこうして立派に弔いが出来ました。という話だがこいつを声に出して徐々に増やしていくと日本語のリズム感やオノマトペの心地よさに皆さん知らず知らず惹きこまれ笑いだすというケッサク。
帰り着くと4時だった。日没まで百姓爺さんに変身した。寒の内に耕しておかねばならないのを、うっかりして忘れちゃったらいけないので今のうちにしておくのだ。といっても今は日没が早いので出来たのは半分だけだった。携帯で撮ったこの変なショット一枚 トラクターで田んぼをかき混ぜてるんです。 はいこれで日没ノーゲーム。
by otebox
| 2018-12-13 22:48
| 独り言
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