2018年 11月 01日
いつかは誰も |
こんなのが我が家にやってきた。「Nタケ」のボーンチャイナ12客セットだ。6客のカトラリーまで付いている。
ウチから信号を越えたところ…ご近所…に独り暮らしのOさんは居る。
現職の頃は何の関係もないただの住人同志だったものが、僕が退職9年、神社や自治会の仕事を通して地域社会と繋がりが出来、今は登校見守りのボラアンティアだとか体操教室だとかで一緒に動き、親しくさせてもらっている。
毎年、ひと月ほど友達とゴルフ三昧でタイに消えたりする気楽で自由な生き方を常々羨ましく思っていたんだけど、その彼が終活を本気で考え始めた。17年前に奥さんを亡くし、ご子息は東京暮らし、80代も半ばを過ぎたし、次のステージを考えての事だろう…流行りの断捨離ってやつだね。
声をかけてもらって、いただくことにしたけど、正直、この食器たちに相応しい食生活が我が家にある訳じゃない。けど彼が「使ってくれたら嬉しいねん。」と言うものを固辞するのは何か違うような気がしたのだ。
他にも美術品など彼の思い通りに新しいすみかを見つけて、越していってるようだが、彼はそれを楽しんででもいるようだ。喜んで頂きますとも。
いつか僕にも訪れるだろう時の、これは「予行」だと思っておこう。
by otebox
| 2018-11-01 22:43
| 地域ネタ
|
Comments(2)
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saheizi-inokori at 2018-11-01 23:26
終活、それを思うと気が重くなります。なあんにもやってないのです。
そのうち、そのうち、でジンゼンと日が過ぎていきます。
そのうち、そのうち、でジンゼンと日が過ぎていきます。
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otebox at 2018-11-02 07:41
> saheizi-inokoriさん
自分の事とは思えないですものね、まだ先送りしてていいですとも。
私の好きだった恩師がお家をたたんでシニアレシデンスに移られたときさびしく思いましたがその後数年で亡くなられたのでご自分の先を読んでおられたような気がしました。そん時、私のワードローブに彼のネクタイが増えました。(君に使って欲しいんだと)
自分の事とは思えないですものね、まだ先送りしてていいですとも。
私の好きだった恩師がお家をたたんでシニアレシデンスに移られたときさびしく思いましたがその後数年で亡くなられたのでご自分の先を読んでおられたような気がしました。そん時、私のワードローブに彼のネクタイが増えました。(君に使って欲しいんだと)