2017年 09月 15日
Kid's English |
よせばいいのに、また一つ余計な仕事を増やしちゃったよ。
「キッズイングリッシュ」小さな子たちに英語を教えてほしいんだってさ。
現職の頃から国語だ算数だといっては集まって一緒に勉強会をしていたSさんは、退職後も子どもたちの勉強の集まりを開いている。塾なんて言うのと違って子育て真っ最中のママたちを応援するサークルのようなもの。そこで、ママさんたちのニーズの中に「英語」をやりたいという声があったのだそうで、彼女の頭に浮かんだのが僕だったらしい。
「何も難しく考えることないねん。一時間テキトーに遊んでくれたらエエのんよ。」とは言うけれどそうはいかん、引き受けたとなったらやっぱミッションとして年間にはある程度の目標も持っていたいと思うのは教師根性。そこんとこで腹が括れてなかった。
もう一年ほど断り続けていたんだけど、いちど様子をうかがうつもりで集まりに顔を出してみることにしたが最後もうママたちはすっかりその気で後戻りなどできるわけはなかった…というわけ。
でもね慣れている小学生はよいとして幼保の年長・年中ってどうよ。ぼくが扱ったことのない子どもたちとの勉強だから、めっちゃ不安。早々に泣いて帰ってくるかもしらん。
僕は母語としての日本語もまともじゃない子たちに英語を教えようとは思わない。テキストの文型をオゥム返しさせても会話だとは思えない。コミュニケーションとは自分を表現し他人を受け止めることだから、楽しい集まりにして自分をさらけ出せるのがいい。その中に外国語を混ぜはしてもあくまでゲーム感覚で遊ぶ。その中で外国や外国語に興味が持てたならやがて外国語学習にも力が入るだろう。
これは慌てて仕入れてきた参考書類。これからカリキュラムや教材・教具を作り始めないといけない。月に二度とは言ってもその何倍もの時間の準備が必要なんだわ。こうなることが分かっていたから、最初の言葉が出た。
でもね、ただのお手伝いでやってるヘルパーの仕事より余程熱くなってるのが分かってなんだか嬉しい。
by otebox
| 2017-09-15 23:02
| 学校・子ども
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Comments(4)
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saheizi-inokori at 2017-09-15 23:07
小学校の頃、近所に進駐軍の通訳がいて、バラック建ての家に子どもたちを呼んでくれてトランプなどをやりながら英語を教えてくれました。
もちろんボランテイアで。
あの実力をそのまま伸ばせばよかったのですが、、^^。
もちろんボランテイアで。
あの実力をそのまま伸ばせばよかったのですが、、^^。
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otebox at 2017-09-16 07:24
saheiziさま、どうか祈っててください。
「進駐軍!」こちらにも米軍基地がありましたので、ハーフ「(当時はそんな呼び方じゃなかった)の友達だっていました。大量のアメリカ文化を浴びるそのきっかけとなったのかなと思います。
私はただ物好きなだけのおっさんで英語だって中高で習ったことをベースにラジオ講座のみで来ています。西語・仏語もしかり。それなのに臆せず前へ出るのは好奇心と破廉恥を厭わないところのなせる業。
あ~どうなることやら。
「進駐軍!」こちらにも米軍基地がありましたので、ハーフ「(当時はそんな呼び方じゃなかった)の友達だっていました。大量のアメリカ文化を浴びるそのきっかけとなったのかなと思います。
私はただ物好きなだけのおっさんで英語だって中高で習ったことをベースにラジオ講座のみで来ています。西語・仏語もしかり。それなのに臆せず前へ出るのは好奇心と破廉恥を厭わないところのなせる業。
あ~どうなることやら。
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そらぽん
at 2017-09-16 16:35
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otebox at 2017-09-16 19:11
> そらぽんさん
気楽にやってみようなんて不謹慎かな。集まっていたママたちの方がすごくノリノリで一緒に勉強したいって言ってましたので力を借りようと思っております。教材を作ったり会話のキャッチボールアシスタントとして。
気楽にやってみようなんて不謹慎かな。集まっていたママたちの方がすごくノリノリで一緒に勉強したいって言ってましたので力を借りようと思っております。教材を作ったり会話のキャッチボールアシスタントとして。