2016年 06月 03日
スクールヘルパーって何? |
精北小のSさんから電話があった。スクールヘルパーの活動ぶりを子どもたちに語ってくれないかというものだった。3年生の総合的な学習で取り上げるらしい。僕がまだ現役だったころから彼は仲間だから僕には頼みやすかったんだろう。
僕はこう返した。
「あのなあ、なんぼでも語らしてもらいますけど、スクールヘルパーは他にもたくさんいるし、皆さん熱心だから個人的に一本釣りするんじゃなくて代表の方に声をかけてほしいなぁ。そうすると複数で押しかけることになるけど、学校と子どもたちにそれぞれの思いをもって参加している年寄りの集団があるとわかるだけでも値打ちやでぇ。」
さて、本日。
集まったボランティアは8人(ウチの村人は5人・蛍光色のジャケット)二クラスの3年生と対面した。
あらかじめ質問内容は得ていたが、ちょっと緊張気味。担任がそれをほぐしながらのスタートだった。
・どこに住んでいますか。
・スクールヘルパーは何人いるんですか。
なんて質問には紋切り型に返しても
・なぜスクールヘルパーをやろうと思ったのですか。
・スクールヘルパーの仕事は楽しいですか。
と訊かれると、動機は様々それぞれに温度差もある。ここは複数の答えが望ましい。
・スクールヘルパーになって何年目ですか。
という質問にはウチの村のT隊長に答えてもらった。彼は精華町がこの制度を立ち上げたとき「いの一番」に応募して以来だから、最古参の12年選手なのだ。(その受付では2番だったらしいが一等賞だ)彼は77歳になると自身の年齢のことも話題にしながら、毎朝規則正しく起床して子どもたちと交流できることが健康の秘訣であり幸せの元なのだと語っていた。
・なぜお金ももらえないのにやっているの。ほしくないの。
これにうまく答えるのは難しい。僕は図書室で「ともだちや」って本を読んだことがあるか?と逆に質問してからお金で勘定できないことってあるんだ、わかるね。気持ちを合わせて一緒に生きていると感じていたいんだよ。おじさん達はご覧の通り年寄りだけど、子どもは未来だからね子どもが元気なのはお金よりも大事なものだと思ってるよ。
こういったボランティアに関わろうとするほどの方々は普段寡黙でもここと言うときにはきちんと応えられる。だから、たとえ子どもたちと言えども、自分の思いのたけを吐露できる機会を得て皆さん満足気にお帰り頂きました。
それにつけてもウチの村の皆さんの仲の良さ・団結はぴか一だった。メンバーを募るのに四苦八苦なさってる地域も、風前の灯のような地域もある中で、我が村は(自慢です!)ここ何年間で培ってきた村人の気風のようなものが心地よい風になって吹き渡っているようだった。
僕はこう返した。
「あのなあ、なんぼでも語らしてもらいますけど、スクールヘルパーは他にもたくさんいるし、皆さん熱心だから個人的に一本釣りするんじゃなくて代表の方に声をかけてほしいなぁ。そうすると複数で押しかけることになるけど、学校と子どもたちにそれぞれの思いをもって参加している年寄りの集団があるとわかるだけでも値打ちやでぇ。」
さて、本日。
集まったボランティアは8人(ウチの村人は5人・蛍光色のジャケット)二クラスの3年生と対面した。
・どこに住んでいますか。
・スクールヘルパーは何人いるんですか。
なんて質問には紋切り型に返しても
・なぜスクールヘルパーをやろうと思ったのですか。
・スクールヘルパーの仕事は楽しいですか。
と訊かれると、動機は様々それぞれに温度差もある。ここは複数の答えが望ましい。
・スクールヘルパーになって何年目ですか。
という質問にはウチの村のT隊長に答えてもらった。彼は精華町がこの制度を立ち上げたとき「いの一番」に応募して以来だから、最古参の12年選手なのだ。(その受付では2番だったらしいが一等賞だ)彼は77歳になると自身の年齢のことも話題にしながら、毎朝規則正しく起床して子どもたちと交流できることが健康の秘訣であり幸せの元なのだと語っていた。
・なぜお金ももらえないのにやっているの。ほしくないの。
これにうまく答えるのは難しい。僕は図書室で「ともだちや」って本を読んだことがあるか?と逆に質問してからお金で勘定できないことってあるんだ、わかるね。気持ちを合わせて一緒に生きていると感じていたいんだよ。おじさん達はご覧の通り年寄りだけど、子どもは未来だからね子どもが元気なのはお金よりも大事なものだと思ってるよ。
こういったボランティアに関わろうとするほどの方々は普段寡黙でもここと言うときにはきちんと応えられる。だから、たとえ子どもたちと言えども、自分の思いのたけを吐露できる機会を得て皆さん満足気にお帰り頂きました。
それにつけてもウチの村の皆さんの仲の良さ・団結はぴか一だった。メンバーを募るのに四苦八苦なさってる地域も、風前の灯のような地域もある中で、我が村は(自慢です!)ここ何年間で培ってきた村人の気風のようなものが心地よい風になって吹き渡っているようだった。
by otebox
| 2016-06-03 09:50
| 学校・子ども
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