2015年 08月 31日
稲の花咲く |
5月の初めに種もみを水に浸し、それを苗代に置いたのは三日後だった。
それから僕と雑草との格闘が紆余曲折ありまして、水を入れたり止めたり足しげく通う毎日でした。水田の土用干しを終え穂肥をやったのは8月の中ごろ。稲穂が顔を出し始め一斉に咲きだすともう田んぼには入りません。ご存知のように稲は風媒花、風に揺れてるだけでいいのです。畦草を刈るのは最低限の義務だから、もう3度は草刈作業をしてる。
お目にかけたのはウチの一枚。田植えの直後は真っ直ぐに植わってなくて見苦しかったけど、今なら気にならないのでアップ。
実はこの田んぼ、30年ほど耕作してなかった。政府の減反政策では日本中の農家に耕地面積の60%しか稲作を認めていないのです。初めのうちは「青田刈り」といってこの時期に刈り取りを余儀なくされていた。そんなバカなことってある?あほらしくて植えなくなったんだが、TPPなど昨今の政府の対応に僕が切れて、今年30年ぶりに水田に戻してやったというわけ。文句あっか?
これからひと月以上をかけて米は育ち、10月の中旬には収穫の予定。
水田は四季それぞれに美しいので、心の風景といってもいい。
そんな一枚をどうぞ。
それから僕と雑草との格闘が紆余曲折ありまして、水を入れたり止めたり足しげく通う毎日でした。水田の土用干しを終え穂肥をやったのは8月の中ごろ。稲穂が顔を出し始め一斉に咲きだすともう田んぼには入りません。ご存知のように稲は風媒花、風に揺れてるだけでいいのです。畦草を刈るのは最低限の義務だから、もう3度は草刈作業をしてる。
お目にかけたのはウチの一枚。田植えの直後は真っ直ぐに植わってなくて見苦しかったけど、今なら気にならないのでアップ。
実はこの田んぼ、30年ほど耕作してなかった。政府の減反政策では日本中の農家に耕地面積の60%しか稲作を認めていないのです。初めのうちは「青田刈り」といってこの時期に刈り取りを余儀なくされていた。そんなバカなことってある?あほらしくて植えなくなったんだが、TPPなど昨今の政府の対応に僕が切れて、今年30年ぶりに水田に戻してやったというわけ。文句あっか?
これからひと月以上をかけて米は育ち、10月の中旬には収穫の予定。
水田は四季それぞれに美しいので、心の風景といってもいい。
そんな一枚をどうぞ。
by otebox
| 2015-08-31 09:32
| 農園日記
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Comments(2)
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saheizi-inokori at 2015-08-31 09:55
もんくない!えらい!
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otebox at 2015-08-31 10:49
一票ありがとうございます。
花の咲くこの時期に4割分を刈り払ったときは涙が出ました。そうしないと補助の対象にならなかったもんで。しかし補助金はとうの昔に打ち切られてしまってます。
花の咲くこの時期に4割分を刈り払ったときは涙が出ました。そうしないと補助の対象にならなかったもんで。しかし補助金はとうの昔に打ち切られてしまってます。