2009年 10月 08日
台風一過 |
台風18号は近畿地方の東をかすめて過ぎ去った。ホッ。
当初の予報だと、この地方を直撃しそうだったので、ちょっと緊張した。何がって、うちの田んぼはまだ刈り取りを終えていないのだ。強風に煽られて倒れてしまったり、水没したりしたら、今日までの苦労が水の泡なんて事だって有り得る。
朝、見に行った。田んぼに水が溜まっているのはしょうがないとしよう。そして、この程度の倒れ方ならまだまし。コンバインにかけられないほど倒れていたら、収量も大きく影響を受けているはず。取り敢えず、ホッ。
周囲の田は倒れていないのに、うちのだけが倒れかけているって事は、よそ様より稲の草丈が伸びていたか実りが多かったかのどちらかだ。良い方に解釈しておこう。
足をのばして、木津川の様子を見に行った。すると、
いつもは浸かる事のない自転車道もグランドも水没していた。堤防の端から端まで300mほど全てが川になっていた。こんなに水位が上がったら、ぼくの子どもの頃はいつでも木津川周辺の水田は冠水した。
左右の写真で明らかだと思うけど川の方が高い。その秘密はこれ。 「排水機場」です。ここでポンプアップして、手前に見える水槽に水田側に溜まった水を上げるのです。すると木津川の水位より高くなって水は木津川側へ流下するというわけ。
最後の写真の自転車道の遥か彼方にかすんで見えているのは比叡山です。ということは、その右側に琵琶湖、左側に京の町があるってことです。そして、写真ではさらに分かりづらいですが、排水機場の左側に見えている山は愛宕山です。
当初の予報だと、この地方を直撃しそうだったので、ちょっと緊張した。何がって、うちの田んぼはまだ刈り取りを終えていないのだ。強風に煽られて倒れてしまったり、水没したりしたら、今日までの苦労が水の泡なんて事だって有り得る。
朝、見に行った。田んぼに水が溜まっているのはしょうがないとしよう。そして、この程度の倒れ方ならまだまし。コンバインにかけられないほど倒れていたら、収量も大きく影響を受けているはず。取り敢えず、ホッ。
周囲の田は倒れていないのに、うちのだけが倒れかけているって事は、よそ様より稲の草丈が伸びていたか実りが多かったかのどちらかだ。良い方に解釈しておこう。
足をのばして、木津川の様子を見に行った。すると、
いつもは浸かる事のない自転車道もグランドも水没していた。堤防の端から端まで300mほど全てが川になっていた。こんなに水位が上がったら、ぼくの子どもの頃はいつでも木津川周辺の水田は冠水した。
最後の写真の自転車道の遥か彼方にかすんで見えているのは比叡山です。ということは、その右側に琵琶湖、左側に京の町があるってことです。そして、写真ではさらに分かりづらいですが、排水機場の左側に見えている山は愛宕山です。
by otebox
| 2009-10-08 14:48
| 農園日記
|
Comments(2)
大型台風の通過は大変でしたね。
このくらいの稲の倒れ方なら大丈夫ですか?稲刈り時期はいつも台風の時期と重なるから、稲を作っている人たちは気が気じゃないでしょうね。
信州の上諏訪あたりでは、私が日本にいた9月半ば過ぎくらいにはもう稲刈りがすんでいるところがありました。
川のほうが高いなんて、オランダを思い出しますね。
このくらいの稲の倒れ方なら大丈夫ですか?稲刈り時期はいつも台風の時期と重なるから、稲を作っている人たちは気が気じゃないでしょうね。
信州の上諏訪あたりでは、私が日本にいた9月半ば過ぎくらいにはもう稲刈りがすんでいるところがありました。
川のほうが高いなんて、オランダを思い出しますね。
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by
otebox
at 2009-10-09 11:26
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日本の稲作は所によってよく工夫されています。例えば台風の通り道だと、早めに収穫するようです。この辺りも茶園や竹籔をお持ちの農家は田植えの時期と茶摘や筍の収穫が重ならないようにされています。ここは宇治茶や京筍の産地なので、昔からそうでした。
季節の移ろいとともにある田舎の暮らしは、年寄りじみてますけど気持ちが安らぎます。
季節の移ろいとともにある田舎の暮らしは、年寄りじみてますけど気持ちが安らぎます。