2016年 04月 26日
新しい庭 |
Aoくんとこへ行ったホントの目的は『お庭拝見』だった。
なんとかタウンなんていう新築群の中の一軒なもんだから、どんなに意匠を凝らしても似たり寄ったりのお家が並ぶことになる。住宅会社も様々なバリエーションを用意して違いを演出しようとしているようだがその効き目が全くないのが庭だ。
どのお家も2・3台の駐車スペースを確保してコンクリートで固めているので、無機質な空間がどこまでも続く。緑と言えばせいぜい芝生張りか、玄関ポストのシンボルツリーぐらい。訪ねてきても視野に潤いとか遊び心や余裕、住み手の心意気とかが感じられないのだ。
そこでお爺お婆の老婆心…余計な事だが施主の二人に作庭を強くプッシュした。ウチの「庭谷」さんに任したら絶対エエ庭にしてくれはるで。なんぼでも応援はさしてもらいまんがな。
というわけで「庭谷」さんにお願い、快諾していただいた。
「庭谷」さんには悪かったが90kmの道のりを通勤していただいたり、
大阪の排ガス規制に合わせるべくトラックをレンタルしたりなんだり余計な苦労をさせてしまった。
しかしこれが余計なお世話じゃなかった事は、工事が始まるとすぐわかった。
住み手の二人は作庭が進むにつれて期待以上の展開が目で追えるとあって、ウチにかかってくる電話の声が弾んでいる。
そのテンションも日毎に上がって気に入ってるのが手に取るように分かった。
若い二人の思いをくみ取っての選択で植栽を決めたり、「ここにはこんな思いをこめて」とか、「この石は」なんていう薀蓄も披露してもらいながら、あちこちに「いわく」や「いわれ」の弾をこめてもらったようだった。
好き嫌いは当然あろう…だがしかし…どんな人が住んでいるのか、「周囲とは違ってます」が一目瞭然の仕上がりだ。
資金に制限はあるものの、あらん限りをこめてもらって庭は完成した。
住み手ともども、ぼくは気にいってる。
後は経年変化でどう落ち着くかが鍵になるだろう。
ウチの庭もそうだったように、自然に消えていくもの、勢いを増すものなど、その土地に合ったように移ろうものだ。
偶然、僕のいった日にライトアップ用のスポットを二つもって庭谷さんが奥様を伴って現れた。
久しぶりの嬉しいお喋りタイムも実現してちょうどよかった。
暮れてから、塀に移りこむ樹木の影などを楽しみながら、ライトの角度を変えてみたり、
水鉢のポトポトを加減したり、十分楽しんでとんぼ返りした。
なんとかタウンなんていう新築群の中の一軒なもんだから、どんなに意匠を凝らしても似たり寄ったりのお家が並ぶことになる。住宅会社も様々なバリエーションを用意して違いを演出しようとしているようだがその効き目が全くないのが庭だ。
どのお家も2・3台の駐車スペースを確保してコンクリートで固めているので、無機質な空間がどこまでも続く。緑と言えばせいぜい芝生張りか、玄関ポストのシンボルツリーぐらい。訪ねてきても視野に潤いとか遊び心や余裕、住み手の心意気とかが感じられないのだ。
そこでお爺お婆の老婆心…余計な事だが施主の二人に作庭を強くプッシュした。ウチの「庭谷」さんに任したら絶対エエ庭にしてくれはるで。なんぼでも応援はさしてもらいまんがな。
というわけで「庭谷」さんにお願い、快諾していただいた。
「庭谷」さんには悪かったが90kmの道のりを通勤していただいたり、
大阪の排ガス規制に合わせるべくトラックをレンタルしたりなんだり余計な苦労をさせてしまった。
しかしこれが余計なお世話じゃなかった事は、工事が始まるとすぐわかった。
住み手の二人は作庭が進むにつれて期待以上の展開が目で追えるとあって、ウチにかかってくる電話の声が弾んでいる。
そのテンションも日毎に上がって気に入ってるのが手に取るように分かった。
若い二人の思いをくみ取っての選択で植栽を決めたり、「ここにはこんな思いをこめて」とか、「この石は」なんていう薀蓄も披露してもらいながら、あちこちに「いわく」や「いわれ」の弾をこめてもらったようだった。
好き嫌いは当然あろう…だがしかし…どんな人が住んでいるのか、「周囲とは違ってます」が一目瞭然の仕上がりだ。
資金に制限はあるものの、あらん限りをこめてもらって庭は完成した。
住み手ともども、ぼくは気にいってる。
後は経年変化でどう落ち着くかが鍵になるだろう。
ウチの庭もそうだったように、自然に消えていくもの、勢いを増すものなど、その土地に合ったように移ろうものだ。
偶然、僕のいった日にライトアップ用のスポットを二つもって庭谷さんが奥様を伴って現れた。
久しぶりの嬉しいお喋りタイムも実現してちょうどよかった。
暮れてから、塀に移りこむ樹木の影などを楽しみながら、ライトの角度を変えてみたり、
水鉢のポトポトを加減したり、十分楽しんでとんぼ返りした。
by otebox
| 2016-04-26 14:27
| ファミリー
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