2014年 11月 06日
きき上手になれたら |
9月のいつだったか覚えてないが、町役場から頻繁に郵送(或は宅配)されてくる文書の中に~きき上手になれたらいいな~「傾聴ボランティア養成講座」の開催について(ご案内)の文字に反応した僕は、さっと目を通して何事かいと進んでいくうちに30名(先着順)なんてあるので、即電話申し込みしてしまった。
この夏に町の肝いりで立ち上げることになった「独居老人の見守り事業」が始まる。ウチの自治会でも65歳以上の独居者は20数人いる事が分かってるし、独居じゃなくとも高齢者や要支援の家庭は少なからず存在を確認している。
これまで口で生きてきた僕は発信型人間で聴き上手じゃない。学校教師は大して話し上手でもないのに相手は「聞く」ものだと思い込んで延々喋り続けるのが習い性になってる。その見本が「校長」だ。僕の39年間の教員生活で聴かせる話をした校長はたったの一人だった。あとは全滅(Oh, I always lose my line of thought.)だからだからとにかく、喋って間を持たせようとする習性はどうにかしないと、拙いんじゃないかとうすうす感じていたわけだ。僕は。
そこへこの案内が舞い込んだのだから行かない手はないわな。
感想→短い時間に要点をもらさず、ワークショップスタイルで実践的な活動もあって面白かった。でも、聞き上手になったかどうか分からん。
講師は「いのちの電話」で365日電話の向こうを相手に生き死にの問題と係わっておられる方だった。その話もチラチラ出しながら(もっと聞きたかったけど)、頷き、寄り添い、分かろうとしている人がいるという実感を二人で味わうのだというような話だったかな。
by otebox
| 2014-11-06 22:15
| 独り言
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