2012年 05月 27日
獣害 |
お隣から回ってきた回覧板を見て目を疑った。「サル」てか?
京都盆地の南の端っこであるこの辺りはまことに穏やかな土地柄で、平城京造営の時代から住んでる人もそれに輪をかけて…の筈なんだよ。野生の動物達も居るには居たが、狐や狸というのが定番だった。彼らはそれなりに人里に近く暮らしていたので、親しみもあって昔話に取り込まれ語られてきた。害を及ぼすということならイタチやモグラもあげときます。そしてごく稀にイノシシと。
この辺じゃあカラスだって都会ほどには悪さをしない。なんて今は昔の話になりそう。
鈴鹿山系に繋がっている相楽郡の東部では以前からイノシシ、シカ、サルの被害は聞いてたし、ぼくも目撃してる。彼らはおいしいものをよく知ってて、収穫寸前に全てさらって行くんだって。
わが町は木津川が自然の壁となってシカ、サルは居なかった。のだ。だのに、どんどん山が切り開かれ宅地化して、住処を奪われた動物達は行き場を失って、餌場も失って里山に出没、ついには人家付近にまで現れだしたということなんだろう。おまけに昔は居なかった新参者・アライグマも獣害の片棒を担ぐようになってる。
孫が出来て、喜んで菜園に力こぶをと思っている矢先だったのでちょっと注意喚起!
by otebox
| 2012-05-27 00:16
| 地域ネタ
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